Take it Easy

適当にのらりくらりと思ったこととか書いていきます。文字に書き起こすと思考が整理されるといわれているように、そんな感じに自分のために書いているので、書いてあることは大したことじゃないですね。

世界は変わったんだなと戦争を見て思う

 1週間くらい精神的に調子が悪かった。自分でも気づいていなかったが、戦争のニュースでメンタルが削られていたようだ。だから今はできるだけ興味関心を持たないようにしてるけど、それでも考えてしまうし見てしまう。

 戦争はやってはいけないことでとても悲惨なこと。そういうことを踏まえた上で思ったことがいくつかあるので書いてみる。

 世界は平和に近づいていたんだな、と思った。

 ロシアの戦争に対して、世界はおろか、ロシア国内ですら戦争に反対している。戦争をしたい人は本当に100人もいないんじゃないだろうか。そうした、全世界とまではいかないけど殆どの人が「戦争反対」という意思を持っているんだな、ということを実感した。

 ウクライナが悪いという見方がある。ロシアに賛同する国もいる。でも武力行使は誰もが反対している。まだ第二次世界大戦で百年も経っていないのに、世界はすごく変わったと思う。昔だったら戦争に反対する人はいただろうが、それ以上に武力による侵略行為に肯定的で疑問を呈さない人が多かったのではないだろうか。それに比べて、今の世界は「戦争反対」の声がほとんどで、世界がその意志のもとに団結している。

 「国際社会」「平和」「戦争反対」「核廃絶」。平和の中で過ごせている自分は、これらのワードがどこまで世界が真剣にそう思って目指しているのか、いまいちわからなかった。日本人以外はどこまで世界平和を願い、戦争を忌み嫌うのか。答えは、今。自分が思っている何百倍ものひとが「世界平和を目指す」「戦争はよくない」と思えていることに驚いたし、政治の世界だけではなく、しっかりと戦後から世界は変わっているのだなと思った。

 

 今が世界平和に最も近づいている時代

 人間史・・・と語れるほど歴史に詳しくはないが、人類はこれまで長い間戦いの歴史を繰り返してきた。そうやって考えると今のこの時代は、その長ーーーい戦いの歴史から脱却して、世界が団結して世界平和を目指すということ初めて現実的に目指せている瞬間なわけである。

 いってしまえば、ついこの前まで第二次世界大戦をしていたばかり。上でも書いたように世界は大きく変わって新しい時代になった。でも、ついこの前まで起こっていた戦争をする時代に生きていた人間の考えがいまだに残っていることも不思議ではないのじゃないかと思うのだ。

 北朝鮮やロシア、それに中東。戦争をして、領土を広げ国力を付ける。そんな少し前のあたりまえの常識から抜け出せていない人が、まだギリギリ残っていてもおかしくない時期なのではないだろうか。

 こうやって考えてみると、今の世界各国が一致団結しようとして戦争を止めようとするこの時代は、昔の戦争で苦しんでいた人たちが夢にみた理想の世界となっているのではないかと思う。

 

 

 この理想の世界、理想に近づいている今の時代を、「あの頃が一番平和に近づいていた」「数千年の歴史の中で奇跡の100年だった」と後世の人たちに言われないよう、どうか、戦争が終結し、また今までのスピードでも良いから世界平和に前進していくこの時代がずっと続いて欲しいと思うのである。